基本
さまざまな原因(風邪、蓄膿症、薬など)でにおいを感じなくなることがあります。体調の変化によってにおいで気分が悪くなることもあります。においがいやなときは、いやなにおいのものをさける、冷まして食べるなどしましょう。長引くときは耳鼻咽喉科を受診しましょう。
対応
①いやに感じるようになったものはひかえましょう。
白飯、赤身の肉、赤身の魚、香味野菜(ねぎなど)をいやに感じることが多いですが、個人差はあります。吐き気をもよおすので、むりに食べることはひかえましょう。
②いやなにおいがたたないよう冷やしてみましょう。
冷たいものはにおいが立ちにくいです。また温かいものも冷やすと、においがたたず食べられることがあります。
③においを感じないときは味や食感を手掛かりにして食べましょう。
④いたんだものは食べないようにしましょう。
においがわかりにくいと、腐っても気づきにくいことがあります。古いものやいたんでいそうなものは避けましょう。
⑤食事の準備は自分でしないようにするとよいでしょう。
食事を準備する立場のときは、市販品(惣菜、冷凍食品、インスタント食品)の活用や、どなたかに替わってもらうなどしましょう。においがいやなときは、キッチンにいない、マスクをつけてにおいを感じにくくすることもひとつです。
食事のヒント
①においが気になりにくいものとしては、主食としては冷たい酢飯(ちらし寿司)やそうめん、たんぱく質としては、鶏肉、白身魚、とうふなど、またゼリーなどがあります。
②いろいろな具の入った和風煮物は受けつけられないことが多く、酢の物を受けつけるようになったりすることがあります。
③冷たいものや、温かいものは冷ましてから、食べるようにしてみましょう。たんぱく質と野菜をとれる、冷しゃぶなどはおすすめです。食べられないときたとえばどのようなもの?
たとえばどのようなもの?
・冷えてもおいしい主食
・においの立ちにくい肉料理
・冷やして食べる肉料理
・酢の物
・くだもの など