基本
おなかがくだるときは、刺激が少なく消化のしやすいものを選びます。失われる水分や電解質もこまめにとりましょう。激しい腹痛やおう吐を伴う下痢は感染症によることもあるので、早めに医療機関を受診しましょう。
対応
①腸に刺激のあるものは避けましょう。
アルコールやカフェイン、脂肪の多いもの、香辛料、濃すぎる味のものはひかえましょう。
②消化しにくいものはひかえましょう。
食物繊維がとても多いもの(海藻、きのこ、こんにゃく、ごぼう・れんこんなど)はひかえましょう。
③水分や電解質をおぎないましょう。
④お腹やからだを冷やさないようにしましょう。
食事のヒント
①温かいスープなどが適しています。
②たんぱく質は、卵、豆腐、やわらかく油の少ない肉・魚(白身魚)などでとりましょう。
③水分や電解質を補うためには、スポーツ飲料、麦茶などがよいでしょう。牛乳、オレンジジュースはとり過ぎないほうがよいでしょう。
④“冷やす”レシピも室温くらいにして食べるとよいでしょう。
たとえばどのようなもの?
・温かいスープ
・やわらかい主食
・不溶性食物繊維の少ないおかず
・飲み物 など
教えてくれた先生
医学博士・管理栄養士 鈴木礼子 先生