噛みにくい、飲み込みにくい

やわらかく適度にまとまって飲み込みやすいものを。

基本

「噛む」、「飲み込む」の動作は密接につながっています。つまり食べ物は、まず噛んで飲み込みやすくされ、のどに送り込まれた後に飲み込まれ、胃に送られます。これを円滑にするためには、やわらかく適度にまとまって飲み込みやすいものを選びましょう。

注意;このレシピ検索は、ひどく「かみにくい・飲みこみにくい」には対応していません。

対応

①やわらかく適度にまとまるようなものにしましょう。

②水分にはとろみをつけるとよいでしょう。

③噛める場合、よく噛んで、飲み込み(ごっくん)を意識して飲み込みましょう。

④どのくらいのものを食べればよいかわからない場合、病院にたずねましょう。

食事のヒント

①やわらかく調理しましょう。固いものは細かく刻むより、やや大きなかたまりをやわらかく調理した方が噛みやすくなります。(例:×みじん切りにしたにんじん 〇コンソメでやわらかく煮たにんじん)

②噛んだものが飲み込みやすいよう、あんかけ、ソースなどでまとまりやすくしましょう。

③スープはとろみのついたポタージュスープが飲み込みやすいです。シチューなど、かたまりが気になるものは、ミキサーにかけてなめらかにするのもよいでしょう。

④デザートのゼラチンゼリーやプリンなどは、つぶれてもばらばらになりにくいものが適します。(例:△寒天ゼリー(ばらばらになってくっつかない) 〇ゼラチンゼリー)

⑤市販の“介護食”を利用してみましょう。

たとえばどのようなもの?
まとまりやすい主食
あんを利用したもの
ポタージュスープ
ゼリー など

教えてくれた先生
医学博士・管理栄養士   鈴木礼子 先生

レシピ検索の使い方